ヒューマンエラーが起こる要素

今回も引き続き、ヒューマンエラーについて書きます。

 

前回の記事で、ヒューマンエラーという言葉についてを説明しました。

今回はもう少し詳しく書いていきます。

 

そもそも、ヒューマンエラーの起こる要素として、

「ミス(miss)」と「エラー(error)」の2種類があります。

皆さんもよく聞いたことのある言葉だと思います。

ミスは、意に反して~し損なうという意味です。

対して、エラーは、誤り、間違いという意味があります。

広い意味での過失ととらえることもあります。

ミス(~し損なったこと)が積み重なってエラー(過失)が起こります。

前回の記事でも書きましたが、ミスの原因を突き詰めて対策をすることが

再発防止に繋がります。

例えば、聞き間違いが多く、頼まれたことと違うことをしてしまうことが多い場合、

復唱するという対策があります。

相手が言ったことを繰り返すことで、自分の理解を確認することができ、そこで

理解が間違っていれば、相手から指摘を受けます。

これで大きなエラーは防ぐことができます。

 

このエラーにも2パターンあります。

意図は正しかったが、実行に移す過程のちょっとしたうっかりミスを「スリップ」、

思い違いや早とちりから意図自体が間違っていたものを「ミステイク」といいます。

 

パソコンを起動させるとき、電源を押したがパスワードを間違えてしまうのが

スリップ、そもそも押した電源の場所が間違っているのがミステイクになります。

 

今回はここまでです。

次回はなぜヒューマンエラーが起こってしまうのか原因について記事にしようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。