動作を無駄なくするための法則。
これは最近になって教えてもらった内容ですが、とても役に立つのでご紹介します。
主に4つの原則から成り立ちます。
1.動作の距離は最短に
下記の事項をなくすことによって、短い距離の動作を行うことができます。
①作業台がいつも乱雑である。
②作業順に物が置いていない。
③座り作業で立ち上がらないと物をとることができない。
④物を取る距離がいつも違う。
2.動作の回数を最小に
下記の事項をなくすことによって、不必要な動作を省くことができます。
①仕事中に物を探すことが多い。
②持ち替える回数が多い。
③左手あるいは右手がいつも保持している。
④動作の速度が遅い。
3.動作の方向を円滑に
下記の事項をなくすことによって、動作の方向はスムーズになります。
①材料・工具の位置が一定していない。
②動作の経路中に邪魔なものがある。
③底の深い入れ物に材料が入れてある。
④材料・工具の配置が動作順になっていない。
4.疲労する動作を排除する
下記の事項をなくすことによって、より疲れのない動作を作ることができます。
①動作の速さがリズムにのっていない。
②前かがみで作業している。
③高すぎる椅子や低すぎる椅子で作業している。
④直接光が目に入っている。
以上の4項目を意識することで、作業する際に無駄がなく動作ができるようになります。
習慣化するまでにかなり時間がかかると言われます。
私も1週間前に教わり、普段の仕事で意識し始めましたが、なかなか上手くいきません。
頭で分かっていても、いざ実際に動こうとすると、無駄に動いてしまいます。
これは仕事上だけではなく、普段の日常生活でも意識しないと身につかないなと
思いました。
良い知識を教わると、一歩成長に近づけると思って1日1日を過ごそうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。