接客訓練とお客様へ謝罪

今回の記事は、私が最近毎日実践している敬語・接客用語についてです。

接客を毎日行う旅館で働いていますので、敬語や言葉遣いが嫌でも身について

いきます。朝会でも用語を斉唱しますので、いざという時に言葉を間違えないように

心がけたいです。先日私はお客様がまだいるにも関わらず、部屋に入室してしまい、

誠に申し訳ございませんでした。と謝罪しました。

ここで教わった敬語表現と言葉について、いくつかご紹介します。

 

・承知しました・畏まりました

お客様からの問合せや要望を受けた際や、上司に指示を受けた際に使います。

私は前職では、「了解です」と言っていました。これは目上の人に対して失礼ですので

ここに来てから一切使わなくなりました。

 

・存じております

お客様から確認を受けた際や、上司に知っているか聞かれた際に使います。

知っていますと言いたいですが、目上の人に対しては使ってはいけないそうです。

私は前職では上司・お客様に対して使っており、指摘を受けてことがあります。

 

・心ばかりのものですが

目上の人にお土産を渡す際に使います。つまらないものですがは失礼です。

 

・失念しておりました

上司から指示を受けて、すっかり忘れていたときに使います。

私は前職では「忘れていました、今やろうとしていました」と言っていました。

これは目上の人の反感を買いますので、気を付けてください。

 

・肝に銘じます

二度と同じミスをしないようにしますと言いたいとき、熱意を込めて

相手に対して使います。忘れないようにします、気をつけますと言うと

軽い言葉と思われがちですので、重大なミスを犯してしまったときは

肝に銘じますと言いましょう。

 

・感服いたしました

相手の行動や言動に対して褒めたいときに使います。

私はここに来て、先輩に助けられたとき、前職の癖で「先輩、さすがっすね」

と言ってしまったことがあります。馴れ馴れしいと思われてしまい、

その瞬間に気まずい雰囲気になってしまいました。

親しい人ならよいですが、目上の人には使わない方が良いでしょう。

 

・冥利につきます

逆に褒められたときこれを使うと一目置かれるかもしれません。

私はよく「あざっす」と言ってしまいがちです。目上の人には「あざっす」は

使わないようにしたほうが良いです。

 

・最善を尽くします

上司に一生懸命頑張りますと言いたいとき、最善を尽くしますというと効果的

です。頑張りますは学生のうちまでにしておきましょう。

 

・鋭意に進めております

上司にあの件どうなってる?と途中経過を聞かれ、順調に進んでいるときに

使います。大丈夫ですだと信憑性に欠けますので使うときは気をつけましょう。

 

・ご猶予いただけませんか

逆に期間が足りないとき、この言葉を使うと上司はすぐ承認してくれます。

無理です、厳しいですだと反感を買ってしまいます。具体的な日数を

一緒に伝えるとより効果的です。

 

・折込済みです

あの件の_の部分はできているか?と細部まで確認されたとき使います。

溜めて折込済みですと言うとより効果的です。

 

・心得ました

お客様や上司の事情を考慮したときこの言葉を使います。

 

以上です。

正直全部とっさの状況で言えるかと聞かれるとまだまだです。

毎日お客様と接しますので、これからも接客訓練に励みたいと思います。

今回はここまでになります。

最後までお読みいただきありがとうございました。